2022/12/05 22:44
1.冬のニットのお悩みは、チクチクしてしまうこと
寒くなってくると、ふわふわと暖かいニットの季節到来です。季節感を感じられ、
防寒対策として手軽に取り入れることのできるニット製品は、冬の強い味方。
でもその一方で、肌ざわりがチクチクするから苦手という方がいらっしゃるのも事実です。
タートルで首がチクチクする、首元や顔に触れるとかゆくなるから着るまでが大変、
着ているだけでもムズムズしてくる……などがニットを着たくなくなる理由。
確かに、快適に過ごせないと、着たくなくなってしまいますよね。
その結果、防寒には心許ないけど綿製品の重ね着をしている、普段はトレーナーやフリースで過ごすけれど、
オフィスではカジュアル過ぎるから結局我慢してニットを着ている、そんな方も見受けられます。
2.ニットが苦手になるあのチクチク感、その原因とは?
ニットがチクチクしてしまう原因、これは環境にまつわる要因と素材の性質に深い関係があるようです。
主な理由をご説明します。
●素材の太く硬い繊維による刺激
これらの素材がなぜチクチクするのかというと、繊維が太く、硬いことに理由が。
太く硬い繊維の断面が、首回りなどの皮膚の薄い箇所に触れて刺激となり、
チクチクした不快な感触が生じてしまうのです。
ニットに触れてみた時に滑らかさや柔らかさを感じない場合、
繊維が太く、硬いものと言えるので、敏感肌の方は避けた方が良いでしょう。
これに対し、繊維が細く肌ざわりが柔らかいのが、天然繊維の綿や絹。
肌にニットが直接触れないよう、肌に優しい綿や絹のインナーを着用するのも対策のひとつです。
インナーの着用により肌への刺激が抑えられることもありますが、それでもチクチクしたり不快感を覚えるケースも。
そのような方の場合、ニットの着用をあきらめてしまうことにもなるようです。
●冬特有の乾燥した空気が、皮膚を敏感に
このように、冬の気候が招いた肌の状態とニットの素材による刺激が、チクチク感と密接に関わっていることがわかります。
さらに、肌への刺激や摩擦が加わり続けると、かゆみやかぶれといった肌のトラブルを引き起こす要因にも。
チクチクするだけだからと、油断するのは禁物です。
3.オーガニックコットンだから肌に優しいGAUNTOUCHのガラ紡ニット
素材や製法にこだわったGAUNTOUCH(ガウンタッチ)のニットは、ふんわりと肌に優しい着心地を実現しました。
その柔らかさは、これまでにはなかった肌ざわりだと言われるほど。
羊毛や化学繊維のニットだと、刺激を感じて着ることができないという方にも、おすすめしたいポイントがたくさんあります。
そんなGAUNTOUCHのニットの特徴についてご紹介します。
●オーガニックコットンの優しい肌ざわりで安心
GAUNTOUCHの素材になるのは、JOCA認定のオーガニックコットン100%。
2~3年農薬や化学肥料を使わずに育てられたものがオーガニックコットンと呼ばれるのですが、
それがきちんと認定されていることを意味します。
肌が敏感な方にとっては特に、安全な素材を使用しているのはとても重要なこと。
どなたも安心して着ていただけると思います。
繊維の短い「落ち綿」を一部加え、ガラ紡と呼ばれる昔ながらの紡績機で手紡ぎに近い形で糸にした後、
ていねいに編み立てるとGAUNTOUCHのニットができあがります。
独自の凹凸のある糸が生み出す質感はふんわりと柔らかで、驚くほど優しいのが特徴。
肌に触れた時もチクチクせず摩擦も起きないので、肌に悩みのある方やこれまでニットをあきらめてきた方にも、
きっと満足していただける着心地です。
天然素材のコットンだから、冬に付きものの静電気が起きにくいのもポイントです。
●意外と汗をかく冬の、汗や蒸れ対策として
オフィスや移動中の車内などはエアコンが効いているため、冬でも意外と汗をかくものです。
かいた汗をそのままにしておくと、それが肌への刺激になり、肌トラブルの原因にもなりかねません。
GAUNTOUCHのニットは、コットン素材ならではの高い吸湿性と発散性により、汗をしっかり吸収、湿気を逃します。
また、優れた通気性とローゲージニットの粗い編目が空気を通すため、着心地は蒸れ知らずでとても快適。
ここで、肌に優しいGAUNTOUCHだからできるご提案をひとつ。
ニットと言っても500~700gととても軽量なため、インナーにするのもおすすめの着方です。
冬にはインナーとして着た上に重ね着をすれば、しっかりと暖かさを保ちながら、極上の心地良さも味わっていただけますよ。
4.刺激とは無縁の着心地、GAUNTOUCHのニット
GAUNTOUCHのニットは、凹凸のある独自の糸が生み出す、素朴な表情が特徴です。
また、着ていくうちにだんだん体に馴染んでいき、年を経るごとにくったりとした味わいが加わるのも魅力のひとつ。
体の動きや体温でほぐれるかのように体に沿っていくので、刺激や摩擦とは無縁の、ノンストレスな着心地です。
起伏のある糸がたっぷりと空気を含むため、綿素材でありながら、冬も暖かく着ていただけます。
少し暖かい季節には素肌に近い状態で着ることも可能なので、
その時期に合わせた着回しで、心地良さをお楽しみいただけるアイテムです。
5.GAUNTOUCH(ガウンタッチ)とは?
GAUNTOUCHは、ガラ紡を考案した発明家・臥雲辰致(ガウンタッチ)氏の名前を由来とする、独自のニットウエアを生み出すブランド。
製品の大きな特徴は、明治初期発祥の紡績機・ガラ紡の糸を使用していることで、
不均衡なガラ紡の糸で作る味わいあふれるニットには、大量生産には出せない優しい温かみがあります。
今では珍しくなったガラ紡で糸を紡ぐ作業も、太さが不均衡なガラ紡独自の糸を編み立てるのも、実は大変手間がかかり困難を伴う作業。
それでも、これまでにない優しい風合いのニットを、肌に悩む人に届けたいという思いから、製品作りを実現させました。
どなたも肌の状態を気にせず、心地良く過ごしていただくのがGAUNTOUCHの願いです。
日々の良き相棒として、お付き合いいただけたらと思います。
ずっと愛せる定番のナチュラルカラー
お色味は、素材そのものの自然な色を活かした生成色。何にも染まらないプレーンなイメージで、ガラ紡の糸のナチュラルな質感を最も感じていただけます。様々なファッションや色味に合わせられて、イメージも作れる。まさに万能のカラー。
肌への優しさと着心地を求めて
オーガニックコットン100%のコットンニット
糸になる素材には、2~3年農薬や化学肥料を使わずに育てられた、JOCA認定のオーガニックコットンを使用しています。その一部には、繊維が短いために、一般的な高速紡績機では糸にすることができなかった落ち綿も含まれます。
低速で稼働するガラ紡は落ち綿を紡ぎ直すのに都合が良く、有効利用が叶うのです。本来捨てられるはずの素材に、新たに生命を吹き込めることから、環境に配慮されていると言っても良いのでしょう。
無駄を省いたシンプルなデザインだからこそ引き立つ、素材ならではの素朴な味わい。自然体で気負わない佇まいが、GAUNTOUCHのニットの何よりも魅力です。時間の経過や物との関わり方による変化が現れやすく、身の周りで完結できるような物。さらに、それをふと振り返って見た時に、感慨深い何かを見つけられる物。それがGAUNTOUCHのニットなのではないかと思います。そのような存在であって欲しいという願いかも知れません。愛着を持ってひとつのものと付き合い続ける体験をお届けすることが、GAUNTOUCHのニットの使命のようなものだと考えます。